日本オランダとは、今から180年以上前に中国から渡来したオランダ獅子頭が、主に西日本や四国で日本独自に世代を重ねられ、今でも四国には熱心な愛好家の方達が少数ながら存在しています。しかし、そのオランダは現在流通するオランダ獅子頭とは全く趣を異にする魚で、日本で独自の世代を重ねて来たため「日本オランダ」と呼ばれています。「長手オランダ」とも呼ばれるタイプがこの品種です。このオランダだけを品評する会が四国にあり、毎年優秀な個体が選出されていますが、年々飼育される方が減っているため流通に乗ることは少なく、その希少性もあって飼育を熱望される愛魚家の方も少なくありません。 オランダと言う名前の由来は、江戸時代の鎖国政策により舶来物を「オランダ物」と呼び珍重していた事から「オランダ獅子頭」と名が付いたと言われています。中国から長崎に渡来して琉金に混じって入って来たようです。西日本や四国地方で昔から大切に育てられた地金魚です。体長が長く尾も大きく頭の出が良い貴重な系統です。200年以上の昔に日本に来てから今日まで残っているのは、本当に奇跡のようです。極めて少ない愛好家がひっそりと系統維持をしながら途切れる事なく歳月をかけて改良進化をして来た魚なのです。この貴重な魚は、長手で上から見る魚なのです。上から見る金魚は、全て高級金魚と言われ品評会魚が中心となり非常に貴重な種類となります。
日本オランダ
日本オランダ 雄 15㎝ 2歳/6,000円税込 (現物) 完売しました。
日本オランダ 当歳11.5㎝ 雄/6,000円税込 (現物) 完売しました。
日本オランダ 明け2歳 11㎝① 雄雌不明 5,000円税込(現物)完売しました。
日本オランダ 明け3歳 16㎝ 雄雌不明 5,000円税込(現物)完売しました。
日本オランダ 明け2歳 11㎝ 雄雌不明 5,000円税込(現物)完売しました。